新会社法の基礎知識 > 会社法の改正点 > 会社法による改正−役員賞与を費用計上

会社法では役員賞与は費用計上する!?

スポンサード リンク

会社法においては、役員賞与の位置付けが変わります。

今までは、役員賞与は会社の利益を分配する性質のもの、と考えられていました。

つまり、役員ががんばって、会社が利益をあげたら、その利益を株主・役員等に対して利益処分という形で分配する、という発想に立っていたのです。

そのため、役員賞与は株主への配当等と同様に利益処分案により株主総会の同意を得て支払われることとされ、経理処理上も利益処分として処理されていました。


しかし、2006年5月に決算期を迎える会社(つまり、会社法施行日後に決算日を迎える会社)からは、役員賞与は役員報酬と同様に取り扱われることになります。

役員賞与については、利益処分案株主総会で承認するという形ではなく、役員報酬について株主総会で決議する際に、役員賞与も報酬に含めて株主総会の決議を得る、という方法によるものと思われます(役員賞与を役員報酬と別枠で決議することも可能ですが、いずれにしても、役員報酬と同じような形式で、株主総会による承認を得ることになります)。


なお、日本の会社の大半を占める3月決算の会社が多いため、新会社法が実際に適用されて役員賞与の経理処理・決議方法が変更になるのは、2007年3月期決算からとなります。

会社法の改正点一覧

会社法の改正点
会社法による改正−最低資本金制度の撤廃
会社法による改正−有限会社の廃止
会社法による改正−合同会社
会社法による改正−株式会社の設置機関の柔軟化
会社法による改正−計算書類
会社法による改正−役員賞与を費用計上
 

所得税法の応用法 女性のための転職法 ダイエットと子育て

[an error occurred while processing this directive]